あ。えーと・・・。「東洋蘭風来記」サイトの扉ページの画像は、浮田楽徳(一柳さん)の”波に兎紋蘭鉢”なので、ウサギさんが居ますね。 ◆投稿画像の鉢は数年前、(エビアンさんのお見立てのように)東城山一角作の鉢と思って買いました。しかし今回、投稿のための写真を撮ろうと眺めているうちに、ひょっとしたら違うかも知れないとうい気がしてきました。 ◆○に澤の字の落款があるのは事実です。問題はその解釈なのですが、 @澤製陶所に寄寓して作陶していた一角さんが、世話になっている澤製陶所の落款を捺した。 A一角さんの仕事を身近に見ていた澤さん(利山さん)が、一角さんに倣って変わり足を作り、自らの落款を捺した。 普通に考えれば@なのでしょうが、Aの可能性も否定できないのではなかろうか? というのも、職人・一角さんは、自分の作品に奇遇先の(他人の)落款を捺すだろうか?自らの落款(一角)を捺すか、それが叶わないならば、いっそのこと無落款とするのではないか。そんな気がするのです。
|